施設案内
Facilities
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白内障手術と硝子体手術がこの1台で行えます。
手術中の眼圧を常にセンサーで感知し一定にコントロールする事で、より安全な手術が行えます。白内障手術では、先進技術のOGILⓇ機能を備えた超音波チップで効率よく白内障を除去し、難症例でもより安全な手術が可能になりました。
硝子体手術では25/27Gの細い硝子体カッターが10,000回転/分の超ハイスピードで作動し、より侵襲の少ない手術が行えます。
世界的に有名な光学機器メーカーで、最高評価を受けている手術顕微鏡です。
解像度の高い光学レンズが採用されており、明るく立体視にも優れ、繊細な眼科手術を行う事が可能です。白内障手術や硝子体手術をはじめ、すべての眼科手術をこの一台で行う事ができます。硝子体手術では、広角眼底観察システム(Resigh500)を用いる事で、広範囲に眼内を観察しながら、高度な手術も短時間で行う事ができます。
577nmのトゥルーイエロー波長を搭載するレーザ光凝固装置です。
黄斑部のキサントフィル色素に吸収されず、温度拡散や瘢痕拡大を防ぐ安全性に優れ、様々な網膜疾患や緑内障治療に有効性の高い波長です。複数回の照射が必要な治療では、最適なレーザ照射形状と照射間隔をコンピューター制御で設定するパターンスキャンを用いて、短時間に治療を終える事が可能です。黄斑部の治療では閾値下微細パルスモードを使用し、健常部位に影響を与えにくく、安全性と有効性を兼ね備えた治療が可能です。専用のカートで手術室にも移動でき、硝子体手術でも使用します。
この1台に1064nmのYAGモードと532nmのSLTモードを搭載したパルスコンビレーザ装置です。
クリスタルQ-Switchレーザー・キャビティテクノロジーとフォーカスシフト(±500μm範囲)で、安定したエネルギーと正確な照射が可能です。通常の後発白内障治療やレーザー虹彩切除のみならず、緑内障治療としての選択的レーザー線維柱帯形成術(SLT)を行えます。
視野(見える範囲)を測定する検査器械です。
緑内障や網膜疾患、視神経疾患、脳疾患による異常を検出できます。最先端のコンピュータープログラムで高精度の診断を行います。目が動いても自動追尾システムが働きます。検査時間を短縮する高速ソフトウェア(TOP)も搭載されており、患者様の負担を減らした快適な検査が行えます。
視力検査を行う器械です。
通常の視力検査だけでなく、小児に対応した「字ひとつ」や「絵」を視標にした視力検査や、淡い視標の「低コントラスト」などの特殊視力検査も可能です。眼科では最も大切な検査の1つです。
目の屈折度数(近視・遠視・乱視)と角膜の曲率半径(丸み)、眼圧(眼のかたさ)、角膜の厚み、角膜の形状を測定する装置です。
器械にあごを乗せ、中の風景をまっすぐ見ているだけで自動的に測定されます。眼圧は、やわらかな風を目にあてて測定されます。これらの検査は、視力低下の原因や乱視の状態、角膜の病気や緑内障などの診断と治療に役立ちます。
白内障で使用する眼内レンズの度数を自動計算する器械です。
眼球全体の長さ(眼軸長)や眼内の部分的な長さ(前房深度や水晶体厚)、角膜の形状や丸さなどを同時に、目に触れる事なく正確に測定します。複数の計算式の中から、目の条件に最適な眼内レンズを選択できます。
超音波を使って目の表面(角膜)から眼底(網膜)までの長さを精密に測定します。
白内障手術で使用する眼内レンズの度数を選ぶために必要な検査です。特に、非常に進行した白内障での検査に有効です。
角膜(黒目)の内側の「角膜内皮」という細胞を撮影し、細胞数を測定します。
加齢や病気、コンタクトレンズの常用などで角膜内皮細胞の数は減っていきますが、細胞を測定する事で角膜の健康状態を診断できます。
お持ちになった眼鏡の度数や乱視の角度を測り、適切な眼鏡を使用しているか確認します。
眼鏡を乗せて位置を合わせると自動的に測定します。累進眼鏡(遠近両用眼鏡)や、コンタクトレンズも測定出来ます。
まぶたから水晶体までを観察するのに使われます。通常スリットランプと呼ばれます。
さまざまな眼底疾患に対し断層写真を撮影し、正確な診断や治療方針を立てる重要な検査器械です。
糖尿病網膜症や網膜静脈閉塞症、加齢黄斑変性や緑内障などの評価に使用されます。OCTに眼底カメラや網膜血管撮影、自発蛍光、蛍光眼底撮影、前眼部OCTも掲載されたフル装備モデルです。